20230206 山さんブログ その28
…光陰矢のごとし…この諺は言うまでもなく、若い人への戒めだとばかり思っていましたら…何のことはない、私にも当てはまるではありませんか…あっという間もなく走りぬけた73年…「矢のごとし」どころではありませんね…過ぎ去った日々を光の速さで駆け抜けたようでもあり、一つ一つの出来事をたぐり寄せてみると、あるはあるは…人様に迷惑をかけたことの多いこと多様なこと…もとより、一つに数えるにはおこがましいような良いことも何年かに1回ぐらいの頻度で…
…しかし悲しいかな、思い出すことの中には、時々の現象に色彩はあっても、その折々の関係者の名前がどうしても出てこない人々がいます…ひたすら懐かしさが募る人なのに名前が出てこない…顔の輪郭や容姿さえおぼろげでありながらも、なお懐かしさがこみ上げる人また人…故人となり黄泉の国で私を待つであろう人々…
…このようにスパンの大きい過ぎ去りし日々があるものの、今の私には、前回のブログ当番から今日までの日の早いこと…年甲斐も無く始めた学習の進捗具合が悪いせいでもありましょうかね…まったくもって、頭の悪さが災いして頓挫頓挫の毎日ながら、ブログ当番だけは確実にやってくる…ま、しかし、泣くことも無かろうかな…春は確実にやってくる…貴方にも私にも…すべての人々に巡り来る季節の春…失恋後間もない貴方に訪れる出会いの春…そしてガンバル私に降り注ぐ「合格の春」、いやこちらは少し遅れて初夏の頃か…それが叶わぬまでも中秋の頃…大丈夫…私は100歳少し前まで生きるのだ…
…で、このブログとは何の関係も無い、10年ほど前の山の仲間の、槍ヶ岳山荘前の写真を貼り付けておこう…この写真、思い返せば悔しさに満ちた写真でもありまして…挫折の1枚…山行1日目の宿までは皆と一緒だったものの、夜の発熱が翌朝も引かず断念した槍ヶ岳…しかし良いのだ…頂は槍ヶ岳だけでは無い…昨夕も…「イタダキまーす」で幸福感を味わったばかり…先は長いぞ…