2023/3/13 山さんブログ その32
…73年前(1949年)の今日3月13日、、当時70才の第三次吉田茂内閣時代に漁業法という法律が施行されました。
…なしてこんなハナシになるかと申しますと、1949年は私がこの世でお世話になるために母から分離した年でして、その今日、3月13日に、戦後の人口増加が顕著となることによる食料供給源としての海のタンパク源が乱獲されては大変だという視点から、水産資源の供給秩序を定め、保存と管理を含めた漁業生産力を発展させることを目的にしたということでしょうかね…
…また、今日は、戦前・戦中・戦後当初の状況を知る上での1級資料を編んだ、原民喜(はらたみき)という詩人・小説家を偲ぶ「花幻忌」でもあります…この人の作品で有名なのは、「原爆小景」や「夏の花」という作品があります。
…「原爆小景」というのは、彼の原爆体験がそのまま散文詩に落とされたもので、人類史上初の原爆体験記とも言えます…「夏の花」は1949年に刊行された、彼の短編小説集の代表作とも言える作品でもありまして…かの大江健三郎が絶賛したと言われています…また、彼は「遠藤周作」の友人でもありました…類は友を呼ぶの典型ですね…
…その文体を「現代日本文学史上もっとも美しい散文」と評価する人…その視点とは真逆の評価をする人…と、評価は二分されますが、その内容から目を反らすことがことが出来ないという感覚は共通するのではないかと感じています…私の評価は、「スゴイ作品だな」という、思考が止まるほどの感慨です…
…ということで、オベンキョウに埋没中の私には新たな発見や興味のネタが無いため、本日もごまかしブログ…
…上は、大江健三郎編・解説の文庫本です…手元には残っていません…
…しかしこれでは淋しすぎるので、山の写真を2点…とある女友達から「私も載せろ」と懇願されましたが、はばかれるので止めておきましょう…
上記2枚とも、ヤリガタケ~