20230513 山さんブログ-その39
…「未来」をテーマのオハナシ…その2です…つい先日、5月8日~9日にかけて、「K様(70代)」ご夫妻の新天地ともなる「終の棲家」探しのお手伝いをすべく、若手のT君とともに兵庫県へと向いました…移動手段はK様所有の車両(2500CC)で、運転手はT君…、私はと言えば、内覧予定の不動産にかかる事前準備が相手都合で二転三転四転と移りゆくターゲットを絞り込むべく、車中においても複数不動産業者との連絡要員とナビゲーター(-.-)
…いや、メンバーはもう一人、というか、もう一犬も同行…K様ご夫妻が、互い以上に愛情を注ぐ愛犬の「コック」…もちろん料理が出来るわけではありません…いつ見てもコックリコックリ…それでついた名前が「コック」…違うかな~(^_^;)
…で、K様ご夫妻は、ワンズエステートから約1時間の観光地域(箱根)に存するご自宅を早朝6時半に出発、私とT君を拾って、ワンズエステート出発が7時45分…道中しばらくは生憎の雨模様でしたが、西に向うほどに空模様は改善してゆきまして、第二東名の前方から時速約110キロ前後で迫り来る広葉樹の枝葉の大部分は新緑から初夏への色合いを深め、限りなく後方に流れゆく映画のようなシーン、一流画家が描き出す遠近法の正確さを重ねながら…私たちを車ごと包み込む枝葉の光沢と針葉樹のモザイク模様の美しさには、時折、感嘆符が漏れるばかり…と言うか、ディスカバリージャパン(^^)/~~~まっただ中(^o^)…ヤッホ~(*^_^*)
…沼津から約480キロ先の兵庫県姫路市には午後2時頃に到着致しました…、その日、4物件を内覧するも「K様」ご夫妻の意に沿う不動産に巡り会えないまま初日の予定を終了…奥様のご実家にお二人をお送りした際に出迎えてくれたのは、就学前の幼児から現役小学生の一団、5名であったか6名であったようにも…その子供たちが「Kさん」ご夫妻に再会した喜びように接して、いかに「K様」ご夫妻が愛されているかの親族愛の深みに触れる思いが致しました…
…穏やかな水の流れと、畦(あぜ)を覆う野草の群落と疎落が連続し、私たちの目線から上は輝かしい緑が山々を覆い、樹木また樹木その先も樹木、それらの枝葉が初夏の日差しを受けて放つ光合成から放出された出来たての酸素であることを感じさせずにおかない…そんな柔和な大気が「T君」と私、そして子供たちと、久しい帰郷となった「Kさん」夫妻を包んでおりました…「K君」が何度も口にした言葉…あ~、空気が旨い(-.-)…
…ここでの驚きは、件の子供たちの母親だと思っていた女性が、「Kさん」の奥様の妹さん(6?才)であると告げられたときです…「K君」も私も、彼女の40代を疑わなかっただけに、…「え~<(_ _)>」…「うそ~(-_-;)」…と言う言葉を復唱すること、二度三度四度…いや、ホント、驚きました…その視覚上の年齢と実年齢との格差が、衣服や化粧を介さず醸し出されていただけに、吃驚仰天どころではありませんで…「品格の姉、美貌の妹」…さすが名士の子孫…と納得した次第_(_^_)_…
…「Kさん」奥様のご実家を後にする際も、大名屋敷のように設えられた正門前から「K君」と私を見送ってくれる子供たち…田舎の細道を周回して基幹道路に回り込みながら「奥様」の実家前を遠見すると、件の子供たちが、私たちが乗った「Kさん車」…ようは、私たちに向って小さな手とわんぱく盛りの腕を大きく左右に振りながら見送ってくれていました…
…その際の私の心模様はと言いますと、情操教育の行き届いた暖かい心が育つ自然環境と、そのように育む親や、またその親から受け継がれた精神と言いますか…何気ないように見受けられるものの、ダイヤモンドのような輝きを放つ小さな「心たち」が、生命の輝きを凝縮させ表明する挙動の一コマに触れさせる効果もさながら、そのような人間性の源を創り出す「人(大人たち)」の思いの大切さ… …昔々その昔、「二十四の瞳」という映画を見たときに、島から離れる大石先生を見送る子供たちの純粋無垢な心模様が再現されているような錯覚にさえ陥っておりました…
…透き通る大気と水の流れをバックボーンに触れた、とろけるような優しい「心たち」の群れ…忘れていた「他者」への配慮の重要性を突きつけられた瞬間でもありましたね_(_^_)_…しかも彼らには打算も計算も無い…純度100パーセント…律令制度が敷かれる前から連綿と継続してきたであろう、このような「心」の広がりを未来永劫に失わない日本であることを願うばかりの一コマでした…よ(^_^;)
…ともあれ、そのような夕刻、「Kさん」の実家を後に、私たちは宿に向かったわけですが、「Kさん」の実家付近にビジネスホテルらしき宿泊場所は無く、社内の顰蹙を買うことを覚悟に「作用スターリゾート」というホテルに宿をとっておりまして…夕食のタイムリミットが迫る中、しばしの移動時間を経て、ゴルフ場併設の広大な敷地の中の一角にある瀟洒な建物に案内されました…が、そこは、流石に最安値の部屋ということで、6畳ほどの居室にはテレビとお茶セット、それとアベック用にでも敷かれたような小さめの布団だけ…で、居室に入るなり手がけたことは、二人の布団を引き離すこと…
…ここでの「T君」の感想は…まるで牢獄のようだ…と、まるで牢獄に泊まったことがあるような言い回しで、笑いながらの不満声…でも、笑っている…ここが「T君」の良いところ…
…夕食もそこそこに、21時がタイムリミットの温泉に入るべく、食後直行の浴槽は、まっこと身体に良くアリマセンデ、浴槽の中に夕食の具材をまき散らすのではないかと感じるような違和感が胃袋付近を奔っておりました…と言うことで、カラスの行水で初日を終了いたしました…が、当然、翌日に「Kさん」ご夫妻を案内する物件のことを考えますから、寝たふりをするものの、寝れる訳がありません…で、またまた睡眠導入剤のお世話になって、翌朝4時から一人での作戦参謀の活動が始まるのです…
…念のため、宿(宿泊棟)の夜景(雰囲気)だけ貼り付けます…外観だけはまさしくリゾート…「美貌の妹、品格の姉」はもとより、途中の美しい光景や子供たちの写真も撮る余裕がありませんでした…無念残念(>_<)
…で、翌朝は8時にホテルを後にし、「Kさん」ご夫妻と料理の出来ない「コック」を拾って、最初のターゲットなる不動産を内覧…全員、「ン~、(-.-)、悪くは無いが難点が何点か…」と思いつつ…それでも「Kさん」ご夫妻は、仕方なく購入候補にエントリーしておりました…が…、ルームミラー越しに見る「Kさん」奥様の白い肌からは落胆の色が濃厚に放出されておりました…
…後で聞いたことですが、1日目を終了した段階で、「Kさん」ご夫妻が定めた合格点レベルの物件を手に入れるのはほぼ諦めていたとのこと…そして、次に回ったのが、当初、内覧予定案件から脱落除外していた予備物件…
…で、本日ブログの最終章に入りますが…、人生、諦めるものではありません…脱落したはずのその物件の周囲を目視し、居室内を点検し、売主側不動産業者の説明を聞きながらの短い時間が積み重なる時系列中、「Kさん」ご夫妻の顔色がみるみる明るくなってゆくではありませんか…
…その後は、「Kさん」ご夫妻が数ヶ月前からターゲットとしていた私の故郷、播州赤穂の物件を内覧するも、お二人とも上の空…当然、その日の朝4時から作戦変更の物件を6件準備していた私の労苦が報われることはありませんでした…
…「Kさんご主人・奥様」ほんにイガッタ~(^^)/~~~、、、、、しかし私はチカレタ~(>_<)…
…そして5月11日夕刻には、「kさん」…満を持して「不動産購入申込書」に満額記載の署名捺印…
…この後しばらくは「K君」と私との、当該物件に係る二人三脚による手続きが続くのです…
…そして、「K君+奥さん」…諦めるな…二人の道は始まったばかりm(_ _)m(*^_^*)…
…んっ(-.-)ナンのハナシじゃ(-.-)とな…それは秘密です(^_^)/~、言えることは、明るい未来のオハナシ…
…と、言うことで、未来志向のオハナシ、第二弾は終了(^_^)/~