20240322 山さんブログ-その76
…春暖を匂わせたかと思いきや、一気の寒戻りで頭はガンガン、鼻孔はグジグジ…そのせいで仕事はグズグズ…精彩の無いのが「天与の誉れ」と嘯(うそぶ)いている我が身であるものの、連翹(レンギョウ)や木蓮の純白振りを眺め、か細い土筆が土を割る春の息吹を身近に観ると、何やら年齢以上のやる気が芽生えてまいりますね(-.-)…
…暦が3月に入った頃、ナントナク思い出した俳句がありました…作者は思い出せませんが…
…「三月の 声のかかりし 明るさよ」…というもので、ウキウキ感に色彩を感じさせますね、やはりこれもNHKの「ぶぎうぎ」のせいでしょうかね(^o^)…
…んで、近くの公園で満開の木蓮を見たときに思いだした俳句が是(↓)でして…
…「木蓮の 花びら風に 折れてあり」…んっ(ё_ё)…「折れており」だったかな(-_-;)…まっ、いいか…
…んっでもって、「連翹(レンギョウ)」の俳句が思い起こせないので、即興で一句…
…「レンギョウや ああレンギョウや レンギョウや…」と…、これではモグラ叩きに遭いそうですから、少し真面目に…コホン(^^;)
…「連翹が 枝垂(しだ)れて 水面(みずも)尖(とが)りおり」…
…この即興句は、愛犬の散歩コースの「丸池」で、満開となる少し前のレンギョウの枝先が水面に垂れてるというか、剣先のように水面を射る様子をクローズアップした様子です…「水面」は、「湖面」と言いたいのですが、「丸池」は湖ではありませんので、嘘ぶる訳にはまいりませんね…demo、一部、脚色(嘘)がありまして…この連翹の枝先から水面までは少し距離があります…まっ、いいか~(^o^)
…んで、その足で、公園を一回りしておりますと、「ヒメオドリコソウ」が群落しておりましたので軽くスナップ写真を…但し、下述しますが…愛犬の地面に鼻スリスリと5㎝程のツクシは撮り損ねていました…というか、その時はこのようなブログを想定しておりませんでしたからね…
…ところで…3月の息吹を感じさせる熟語に、二十四節季の「啓蟄(けいちつ)」がありますが、田舎育ちの私が中学生の頃に接した高尚な季語として、その熟語を知っていることに鼻高だったように記憶しています…出来の悪い文学少年でしたね…
…んで、この「啓蟄」の語源は「蟄虫啓戸(けいちゅうけいこ)」から来ていることを後年になって知ることとなり、言葉の成り立ちに感心した次第です…意味するところは、「蟄虫」→地中に冬ごもりする虫が、「啓戸」→戸(こ)を啓(ひら)く…というのが淵源と言うことのようで、流して言うと…中学レベルで理解されているとおり、冬ごもりしていた様々な虫たちが、地上に向けて穴から這い出してくる…そんな季節だというのですね…
…概ね、3月上旬からの2週間ぐらいを指す季語ですから使いやすいのですが、近年は出番があまりなさそうですね(-_-;)…と言うことですから、ここでも即興で…
…「丸池の 縁に顔出す 土筆かな」…んっ、違った(ё_ё)…上述の散歩中、5㎝ぐらいの土筆を見かけたもので、ついつい…でっ…話題は「啓蟄」からでしたっすね…コホン(-.-)
…「啓蟄を 探して犬が 土を嗅ぐ」…と、まあ、愛犬が散歩コースで地面に鼻を滑らせる様子に、無理無理、「啓蟄」を重ねてみると、サラッと出てくる俳句でした…ただし、中学生レベル…これ、やり出すと面白くてひょいひょい出て参りますよ…
…で、もう一句は高校生レベルにアクセルを踏んで…「啓蟄を 嗅ぐや愛犬 季語を知り」…なんちゃって…遊びは楽し春は曙(あけぼの)…ですら(^o^)…んっ(-_-;)、大学生レベルは出てこないのか?…ですと(=_=)…あのねえ、大学レベルを開示すると、俳句が高尚になるでしょう(–;)、そうすると、なんじゃ、この男は、嫌みな奴だ…となりそうですから、大学レベルを飛ばして、今の今…「啓蟄を 重ねて今日は 七十五」… んっ、あれっ(-_-;)、私の誕生日は5月だったな…(^^;)
…仕方ない、趣向を変えてまたまた即興で…「啓蟄も 過去に流れて おぼろ月」…これはですね、啓蟄の頃は空気も締っていますから月も映えますが、大気が緩む4月ともなれば月もナントナク朧(おぼろ)いでくるよな~、という感覚上の季節変化を詠み込みましたずらよ…だってまだ4月の夜を迎えておりませんからね…今日の寒さで想定される煌々と照る月が出るやら、ふわっと「おぼるやら」分かりませんから(^^;)…と言うことで、一人で悦に入るのはこの辺で切り上げましょうかね…
…で、過去2回のブログで触れた「人類を裏切った男…アンソニーファウチ」の下巻がもう少しで読み終わります…この三部作は、これまでのどの書物よりも時間がかかり、気の重いものでしたが、100年も前から世界を操る一握りの「金儲け第一主義者」らの実在と、人類を手玉に取るその手法を知る上で、過去最大の深みを持つ書物でありました…マーカーペンや、付箋の数ときたら、記憶の中にあるどの書物とも比較にならない注意喚起箇所や再読必須の頁が連続しており、時代の検証本、考証本として、100年後まで読み継がれる「書物」であるような気がしております…
…作者の、ロバート・F・ケネディー・ジュニアは言うまでもなく、日本語訳の解説者「林 千勝(はやしせんかつ)」も命がけで世に問うた書物であることは間違いないと思われますね…事実、この三部作の流れの中で、不審死を遂げた関係者が何名も取り上げられています…日本人にもいたようです…その主な理由と考えられるのが、体制に異議を唱えた者(研究者)や、使い捨てにされながら、生かしておいては彼ら(大金持ちの悪たち)に、禍(わざわい)を招くとされた人たちのようです…
…もっとも、軍需産業や、製薬業界の覇権では、何千億円、何兆円ものマネーが動きますから、そのマネーに翻弄されて消される、または積み上げた名誉を汚したくないという信念のもとに、自らの命を絶つ者がいても不思議ではありませんね…その名誉は自身の為である場合もあれば、家族の為である場合も少なくないでしょう…なんせ、マネーを操り、グローバルマネジメントに君臨する者たちの力は1国のリーダーなぞ足元にも及びませんからね…まして「駒」たる人間においてや…というところでしょうか…
…その恐ろしさは…以前にも触れたことのある書物で、私が生まれた1949年に発売が開始された、ジョージ・オーウェルの「1984年」というタイトルの書物が描く「暗黒世界」が進行していることが実感できる書物の内容そのものです…この書物中の最高権力者(ビッグ・ブラザー)が、100年前のゴールドシュミット家やロスチャイルド家、ロックフェラー家等で、現在では軍産共同体であったり巨大製薬会社であったり、ビル・ゲイツや巨大IT企業であるように感じます…
…彼らによって世界の言論の自由は著しく制約を受け、暗黒化していることは、ワクチン供給絶対化に反対する意見が悉(ことごと)く消されてしまった事象のひとつからだけでも簡単にうかがい知ることができます…と、ここで一区切り…これから山中湖行で~す(-.-)
…
…さて、この間、約10時間経過…只今、16時30分…
…本日は、山中湖で、「わんわん大感謝祭」というお祭りがありました…あいにく、途中、雪も降ったりして早々と切り上げましたが、普段見る事のないワンコがワンさか…人もワンさか…お店もワンさか
…この手前のワンコさん、冒頭写真のお犬様です…体重は65㎏とのことで、我が家の愛犬の約6倍…餌代が月に7万は下らんだろうな等と無粋な事を考えてしまいましたね…ほんと。でかかった…
…と言うことで、3月22日に向けたブログ担当のお役目を終えます(–;)
…次回ブログは、「人類を裏切った男…アンソニーファウチ、ビル・ゲイツ」三部作の総括と致します…ちなみに、下巻、後記の冒頭、ケネディーは読者に対してこのように訴えます……「これまでの各章で説明してきた内容に圧倒され、(あなたは)気が滅入ってしまうかもしれない」…と書き出し、9頁後の締めくくりの言葉は、…「さあ、私たちと共に、民主主義と自由を取り戻そう。あなたはきっと第一線で活躍できる」…と、喚起し…、本書はここで終わるが、これでハナシが終わったというつもりは無い、と続き…そして3頁分の「謝辞」で締めくくられています…おわり