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20240430 山さんブログ-その79

…さて、本日で4月が終わり、明日からは薫風香る「皐、さつき、5月」…私の生れ月…5月生れは、生まれたときから、ナントナク、「のほほん」とした気候の中で育つせいか、性格の良い人が多いように感じられます…もとより、私のような例外があることは世の常です…まっ、人というのは、「無くて七癖」と言いますから、人格上のデメリットとも言えそうな「癖」が、誰であれ少なくとも七つはあるということですね…

…そう思うと、自分の欠点もすべて許せますね…たった7つ…さらに肉体的なデメリットの例えで言えば…(はげ、ちび、デブ)と言われる私の遺伝的な特徴の責任者が父母であり、祖父母であり、そのまた昔に繋がるご先祖さままで遡ると、誰が責任者か分からなくなります…答えが無いと言うことですね…日々の課題では、悪い事をしてはイケナイと言われていても悪い事をし、答えがある問題でも間違いが頻発する私ですから、答えが無い問題を考えても仕方ないので、現状をすべて受け入れることにしています…エライでしょ(^^)/~~~、んっ(-.-)、そんなの当たり前だ(゚Д゚)と言いましたか???それは、アナタが遺伝的に恵まれているからです…父母やその他のご先祖さまに感謝しましょう…

…ともあれ、我が身の容姿を「鏡」で見て、さらにその内面も観たときにも…「ええだよ、ええだよ」…と受け入れておりますが、目線を落とし、誰かがお金が落としていないか…と、浅ましい好奇心で地面を見ている視角から目線を上げ…身体をぐるりと一回転してみると…さても無関心ではいられない社会現象が、雷さまのようにゴロゴロと鳴り響いておりますyo…

…前回ブログで少し触れた、日航機123便事故の原因についても、森本卓郎の書籍に触発されながら、次のアクションを起こすことなく、39年も前の「ハナシ」として忘れたままで、何の感慨も湧かないまま記憶から消失していたことですが…森本卓郎の勧めに従い、青山透子さんの「日航123便墜落(遺物は真相を語る)」を読んでからは、日航機事故が事故ではなく「事件」であったことが、ほぼほぼ、確信的事実として認識され、且つ、420名という航空機事故では世界最大となった犠牲者の無念や悲しみが身に迫ります…(-.-)

…森本卓郎の「遺書」たる書籍(読んではいけない)では、「…またまた、大袈裟に」…と軽くいなしながら読み終えていましたが、青山さんの書籍では、著者と犠牲者の家族や一定の関係者による何年にも及ぶ聞き取りや、検証や証拠の積み重ねが、怒濤のように読み人の好奇心を覚醒させます…勿論、この書籍を読んだからと言って、全員がそのように感じるということでもありません…しかし、感情ではなく、事実たる証拠の前では、人の感情は邪魔にこそなれ、事実の解明は遠のくばかりです…

…ハタシテ…123便墜落は、事故だったのか、事件だったのか…当時の政府の発表を私も覚えておりますが、墜落場所が分かったのは翌朝でした…ところが、御巣鷹山の麓の村には墜落当日の夜には既に様々な車両が入っていたとのことです…しかも翌、早朝までは、墜落場所が特定できてないはずが、翌日の早朝から救助に向う地元の消防団や警察と入れ替わるように、御巣鷹山から自衛隊員が下山してきています…この様子は青山透子さんの書物の巻頭に写真が掲載されています…地元の消防団や警察が、さあ、これから被害者の救助に向おうとして入山したタイミングで、自衛隊員が下山してきたというのですから、大いなる矛盾です…事件であったことの一端が窺えます…

…青山さんの書籍に使われた写真の何枚かは惨(むご)く、とても正視できるものではありませんし…その写真の遺体が、事故ではなく、事件から生じたものである…と、ほぼ結論されるなら、犠牲者の家族や身近な関係者の悲しみはいかばかりであろうかと…虚空を仰げば、123便と無関係な私の心でさえ、沈痛な想いが重なり身体を締め付けられます…念のため、再度、書籍の写真を貼付けましょう…

…この本、200ページ弱、休日にのめり込んで一気読みでした…

…この件に関しての青山さんの書籍は都合7冊…私はまだ1冊しか読んでいませんから、ハナシの深掘りは止めて話題を変えましょう…

…ここ、しばらくご紹介を控えておりました月刊誌「致知」から…未だ収まらぬパレスチナとハマスの問題というか…そもそも、ナンデこうなってしまったのかという観点から、目を見張る記事が取り上げられていますのでご紹介します…但し、ところどころ、納得できないところもありましたけどね…(-_-;)(-_-;)(-_-;)

…記事のタイトルは、「中東」から世界の今を読み解く…と題し、「越境3.0チャンネル」を主宰する、石田和靖さんの提言で「大変革の時代を日本はいかに生き抜くか」という視点からのお話です…少し長くなりますがお付き合いをお願いします…ただし、個人的には記事全体の洗練度に不満を持ちましたが、じゃー、おまえは同等レベルの記事が書けるのか?と、言われれば、ノーノーですから、やはり、学ばせて戴くことにしました…

「10月7日」より前に何が起こっていたのか

…2023年10月7日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配しているイスラム組織・ハマスが、イスラエルに対して大規模な奇襲攻撃を行いました。それに対してイスラエル側も激しい報復攻撃を行い、多くの民間人を巻き込んだ戦闘が今なお続いています。

…日本の主要メディアの報道を見ると、過激なテロ組織であるハマスが突然奇襲攻撃を仕掛け、あくまでもイスラエルはそれへの報復として「ガザ」地区へ攻撃を行っているという論調がほとんどです…もちろんハマスが行った民間人の拉致・殺害は許されるものではありません…

…しかしそれだけを理由に事の善悪を判断したのでは、そもそもハマスはなぜ奇襲攻撃を行ったのか…今、中東で何が起こっているのか、という物事の本質がまったく見えなくなってしまいます…今、必要なのは、「10月7日」以降ではなく、むしろ、「10月7日」より前の情報です…

…私(石田和靖)は、長く中東・東南アジア地域のビジネス・文化事業に関わってきた経験をもとに、テレビやラジオ出演、講演、SNS投稿、書籍の出版などを通じ、現地の生の情報を発信してきました…主宰するYoutubuチャンネル「越境3.0チャンネル」では、毎日夜の8時に最新の世界情勢の解説を行っており、再生回数4千万回、20万人に登録して戴いています…

…石田和靖さん、昭和46年生れ…

…今回のイスラエルとハマスの武力衝突に関しても、私はその1年ほど前から、「近いうちに、イスラエル側が大きな戦争を引き起こすだろう」と警告してきました。

…詳しい経緯はとても紹介しきれませんが、パレスチナ問題の根本は、イギリスの「二枚舌外交(意味は矛盾する外交政策とでも…)」によって、1948年に、イスラエルが現在の地に建国された事を原因としています…以後、イスラエルはパレスチナ人が住んでいた地域に、緩やかに…ではありましたが、入植を進めたことで、争いが多発するようになりました(そりゃそうですよね(-.-)、一方は昔から住んでる、一方はイギリスが入植を保証しているわけですからね)…この間、何度か和平の機運が高まったものの、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナ(ハマス)は現在に至るまで対立を続けています…

…ところが、2020年8月…アメリカのトランプ政権の仲介によって、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)との間で、政治・経済・安全保障を主とする「アブラハム合意」が締結されました…この国交正常化の動きに、バーレーン・スーダン・モロッコが続いたことで、中東情勢は安定へと向っていたのです…

…しかし…2022年12月、過激な極右勢力(シオニスト)と連立を組む、第六次ネタニヤフ政権がイスラエルに誕生したことによって、状況が一変しました…イスラエルによるパレスチナへの入植活動がどんどんエスカレートしていったのです…

…事例としては、武装したイスラエル軍が、パレスチナ人の自宅に突然上がり込み、強制退去させる…男性はもとより女性や子供が抵抗したらその場で射殺するという暴力が日常的に行われるようになったのです…実際、アラブ圏のメディアでは、「今日は○○人殺害されました」というニュースが毎日報道されていました…

…そのように、イスラエルによる過激な入植活動に対し、ハマス側は何度も警告を発していましたが、ネタニヤフ政権はまったく聞く耳を貸しませんでした…ですから、10月7日の奇襲攻撃はハマスによる鬱積が爆発したとも言えます…

…また、ネタニヤフ政権は…、イスラム教シーア派を国教とし「反イスラエル」を国是とするイランに対して、新たな軍事教義「オクトパスドクトリン(本来の言葉(オクトパシードクトリン)…意味は、複数の戦略的目標を同時に達成する為の戦略ですが、ここでは意味が違います(山さん))」を策定・公表しました…イランは核開発、レバノンのヒズボラやイエメンのフーシ派などの民兵組織や、スンニ派のハマスにも支援を行っているとされ、イスラエルと対決しています…

…つまり、イスラエルによる「オクトパスドクトリン」とは、タコの足であるヒズボラやシーハ派と闘っても意味が無い…そのタコの頭であるイランを叩かなければならないという軍事教義なのです…ここに、私(石田和靖)が「イスラエル側」が大きな戦争を起こすだろう…と、警鐘を鳴らした理由があります。

…中東を舞台に激変してゆく世界…

…それから、ネタニヤフ政権が進めている司法制度改革にも問題があります…これは、司法権に対する行政権(政府)の影響力を高めようとする改革ですが、司法の独立を侵すものだとして、国内で大規模な抗議活動が広がっているのです…

…極右勢力との連立や「オクトパスドクトリン」に鑑みれば、司法制度改革の背景には、政府の権限を強化して、対パレスチナ・対イラン戦争に備えたいという思惑が見えますし、ネタニヤフ氏自身が、過去の汚職問題で現在も係争中であることから、自らの保身を図るためではないかとの見方もあります…

…これに関して、今回のハマスによる奇襲攻撃は、ネタニヤフ政権が「ガザ地区」を実効支配し、ハマスとハマスを支援するイランを叩く大義名分を得るために、”敢えて起こさせた”のではないかと観る識者も一定数存在します…と言うのも、世界最強と言われる諜報機関「モサド」を擁し、国境に強固な防衛体制を敷くイスラエルが、あれほど大規模な奇襲攻撃を許すはずがないからです…(まるで日本がまんまとアメリカの罠に嵌まって太平洋戦争を起こした構図ですね…By山さん)

…これまでの経緯、イスラエルの内情を知れば、ハマスの奇襲攻撃にイスラエルが反撃したという構図は、事実を正確に伝えていないことが見えてくるはずです…まして、報復だとしても、三万人を優に超える「ガザ」の民間人を殺害して良い理由は何処にもありません…

…一方、ハマスに関しても、正確な情報が伝わっていないように思います…パレスチナ自治区は、現在ヨルダン川西岸地区と「ガザ地区」の2カ所に分かれていますが、もともとは、親アメリカの穏健派政党であるイスラエルの「ファタハ」が支配していました…ところが、その穏健派の「ファタハ」の幹部に汚職が蔓延してくると、パレスチナ人たちの不満が高まりました…その中で台頭してきたのが「ハマス」です…

…「ハマス」というのは、イスラム原理主義政党で、イスラエルへの強硬姿勢を掲げ、軍事組織としても力を付けてきましたが、同時に慈善団体としてパレスナ人の福祉の向上を図って来たという厳然たる事実があります…そうした活動が人々の支持を集め、最終的には「ハマス」が「ファタハ」を抑えて、パレスチナを代表する与党となり、2006年から「ガザ地区」を実効支配するようになるのです…

…確かに「ハマス」は過激な武装組織であることに議論の余地はありませんが、一定のパレスチナ人の支持を得た政党であり、慈善団体であることもまた事実です…これは、現在イスラエルと交戦状態にあるイエメンのフーシ派にも同じ事が言えます…

…単に、ハマスやフーシ派を、欧米のマスコミの論調に盲随してテロ組織だと避難しているだけでは、今、起こっていることの本質が見えてこないのです…

…もう一点、現在の中東を理解する上で指摘しておかなければならないのは、中東諸国のアメリカ離れが加速していることです…サウジアラビアや、UAEなどの産油国は、政治・経済的・軍事的にもアメリカと良好な関係が続いていましたが、2021年にバイデン政権が誕生してからというもの、これらの中東諸国とアメリカとの関係が一気に悪化しました…

…環境問題と人権問題をマニュフェストに掲げるバイデン大統領は、CO2を排出する産油国であり、選挙の無い絶対君主制を採用する中東諸国に批判の矛先を向け…特にサウジアラビアに関しては…「サウジアラビアを世界の除け者にする必要がある」と、驚くべき発言をしました…さらにバイデン政権が「イラン核合意」に復帰し、イランに対して宥和政策を取ったことも、アラブ諸国がアメリカに不信感を持つ決定的な出来事になりました…

…「イラン核合意」は、イランが核の平和利用を進めることの見返りとして、経済制裁を段階的に解除するもので、オバマ政権時代の2015年に締結されたものです…しかしトランプ政権は、「イランが約束を守っていない」という理由で、対イラン強硬姿勢に転じて、イラン核合意を脱退…先に述べた「アブラハム合意」を締結することで、イスラエルやアラブ諸国の和平を実現すると共に、イラン包囲網を形成していったのです…

…その流れの中…バイデン政権が突然、イラン宥和政策に転じたものですから、中東諸国はますますアメリカに不信感を募らせたという構図です…特にイスラム教スンニ派の大国サウジアラビアは、シーア派の大国イランと、中東の覇権を巡り対立してきた歴史がありますから、バイデン政権の対イラン宥和政策には許しがたいものがありました…

…実際、サウジアラビアや中東の産油国は、バイデン政権の石油増産要求に従わず、今回の「ガザ」紛争でも団結してイスラエルを非難しています…

…日本は全方位外交で国益を守れ…

…そのアメリカと中東諸国に亀裂が生じた絶妙なタイミングを捉え、影響力を強めてきたのが中国であり、ロシアです…2022年12月にサウジアラビアを訪問した「習近平」はムハンマド皇太子をはじめ、湾岸協力会議やアラブ連盟に加盟する中東諸国の首脳と次々に会談を行い、行く先々で大歓迎を受けたのです…そして2023年4月、習近平の仲介により、サウジアラビアとイランが国交正常化を果たし、世界に激震が奔りました…

…おそらく習近平は、中東の二大国が手を結べば、世界の中心になれると提案したのでしょう…これを契機に、イエメンの内戦など、サウジとイランとの対立を背景にした他の中東諸国の紛争も解決してゆく事になります…

…また、中東諸国と同様にアメリカへの不信感を強める国々が雪崩をうって参加しているのが、中国・ロシア・インド・ブラジル・南アメリカが結束したBRICS(ブリックス)です…そこには様々な要因がありますが、大きかったのが、ウクライナ紛争で、アメリカやヨーロッパ、日本等が協調したロシアへの経済制裁だと言われています…

…特に国際的な貿易の決済ネットワークであるSWIFTO(スウィフト)からロシアを排除し、ドル決済を出来なくしたことで、「ドルの武器化」が認識され、非西側諸国を中心に、「アメリカと対立したら同じ目に遭うかもしれない」という危機感が高まっていったのです…実際、中国やロシア、インドなどは石油取引の「脱ドル化」を推進し、既にルーブルや人民元による決済を行い、2024年1月には新たにエジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、UAEの5カ国がBRICSへの加入が認められ、さらに、ナイジェリアやベネズエラなどの多くの国が加盟申請を行っています…

…それらの国々は、いずれも天然資源に恵まれた国々ですから、今後は欧米の石油メジャーに代わって、BRICSが世界のエネルギー覇権を握ってゆく可能性が高いと言えます…

…それはすなわち、戦後続いてきたアメリカを中心とする欧米諸国の覇権が相対的に低下し、世界が多極化することを意味しています…にも拘わらず、今(岸田政権)の日本政府はバイデン政権に追従するばかりで、独自政策は皆無です…かつウクライナ紛争ではBRICSの中核を為すロシアを完全に敵に回すのみならず、ガザ紛争でもいち早くイスラエルを支持を打ち出し、もともと親日国が多いアラブ諸国を落胆させました

…今更ながら…日本は石油の9割を中東に依存しています…今後の成り行き次第では、日本に石油が十分に入ってこなくなる事態も考えられます…勿論、アメリカや欧米諸国との関係も大事ですが、世界の変化を冷静に見極め、全方位外交を行ってゆく…そようなしたたかさをもって、この激変する世界における我が国の国益を確保することが、日本の生きる道だと思うのです…

…と、ここまでが石田さんの提言です…考えさせられる指摘が幾つかあったことと思います…

…ともあれ、イスラエル問題に見られたように、国家間での争いは、一方の怒りや、一方の不満が極限に達した場合にはいとも簡単に爆発し、ときには第三者(第三国)による謀略が原因で戦争を生じさせます…パレスチナ・ハマス問題は、西欧諸国の悪戯(今回はイギリス)を原因に、国家の思惑が三つ巴(どもえ)となり絡み合っていますから、今後、一時的な休戦はあるとしても、根幹的な解決は難しそうですね…

…で、急転直下…4月28日のニュースで、イスラエルとハマスの恒久停戦のハナシが飛び込んできました…期待したいですね…

…と、ここまでは、中東問題の現状把握と、未来に向けて、日本は如何に立ち回るべきかという問題提起でした…もとよりここでは私(山さん)の出番がありませんので、少し目線を下げて…しからば、個人はどうすれば良いのか…という視点でステップを踏んでみたいものと考え、今月号の月刊誌「致知」を捲(めく)ってみるまでもなく、ありましたね~、その他の記事が(-.-)…

…先ほどまでのオハナシとは真逆に、人間の怒りや、不満、謀略などという、根源的な「悪性」とは対極に位置し、人間性の陶冶(とうや)を目指す人々の生き方にスポットを当てた、臨済宗円覚寺派管長の「横田南嶺(なんれい)」さんが、今年、還暦を迎え、釈迦の足跡を追ったインドの旅(釈迦にまつわる4大聖地紀行文とでも言いますか…)のお話です…

…昭和39年和歌山市生れ、座禅は10歳から始めたとか…
…ブッダガヤの大菩提寺です、最初の建立は紀元前3世紀のアショーカ王と言われています…

…横田南嶺さんの旅は、釈迦の足跡を訪ねた旅で、釈迦の4大聖地と言われる、①釈迦の生誕地(ルンビニ)、②釈迦が悟りを得た場所とされる「ブッタガヤ」、③釈迦が初めて説法をしたとされる「サールナート」、④そして釈迦が涅槃に入ったとされる「クシナガラ」です…釈迦の生涯80年…、クシナガラには涅槃像がありました…

…個人的にはこの記事に特別な親しみを感じております…と申しますのは、私が岡山に赴任していた41歳の折、10日間かけたインド旅行のコースにこれらの地が含まれておりました…まっこと、懐かしい_(._.)_その折りには、ガンジス川の流れに牛の亡骸がながれておりまして、これには肝を冷やしましただよ…なんたって、岸辺では多くの人々が素知らぬ顔で沐浴をしており、ほんの少し離れた所では荼毘の最中…いや、そのスケールに唖然としました…

…余談ですが、写真、「ブッダガヤの大菩提寺」はアショーカ王(紀元前3世紀)の建てたものではありません…しかし、西暦635年にこの地を訪れた玄奘三蔵が現在の大菩提寺と特定できそうな記述を遺していたそうです…現在の大菩提寺(上の写真)は西暦350年前後の建立と言われています…この間、13世紀にはアフガニスタンからイスラムの軍団が、周辺の仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教等の聖地を悉く破壊していたようで、このブッダガヤの精舎一帯は、周辺の信者たちが大菩提寺を中心に、土を盛って丘として隠したと言われています…この大菩提寺は52㍍あります…

…そして、この大菩提寺が再び地上に姿を現したのは、英国がインドを統治していた1880年(明治13年)に、イギリスの考古学者、アレクサンダー・カニンガムが「玄奘三蔵」の旅行記やその他の資料に基づいて、ブッダガヤを調査し、発掘したことで日の目を見ました…その後、1956年の、仏滅2500年大祭を前に、インド政府が大規模な修理を行い、現在の方形九層の伽藍が再現されたとのことです…

…また、この横田南嶺さんの記事には、「白隠禅師」の名前も出て参ります…「沼津には過ぎたるものが二つあり」と、諺にもありまして…「富士のお山と、原の白隠」と続いていたように思います…玄奘三蔵を含め、釈迦の生誕から、今回取り上げた、横田南嶺さんや、その他の数え切れない高僧・名僧、篤志家、そして普通の人のうち、心溢れる善意の人々が、誰かのため・人のために生きることを選択し、世の中や人々の幸せ作りの為に、自らの命の火を灯し続けた善意が無数に存在した一方で、ウクライナとロシア、イスラエルとハマス等を例にするまでもなく、人類の歴史が「戦争」の歴史で埋められる事実には辟易としてしまいますね…と同時に、自分一人の力がいかに小さなものかに落胆したり…<(_ _)>

…しかし、「何かをやり遂げる」のもまた、その小さな一人の人間であることを思うと、僅かばかりの勇気も湧いてきます…可能ならば、その勇気を何らかのアクションに繋げ、最後のひとときまでその延長線上を歩んでいたいものです…そして99歳でパタッ…

…それにしても、自分の心と頭に浮かぶ事柄を書き綴るときは、さらさらと手が動きますが、転写と言うか、上の「石田和靖」さんの書き写しは、目も指も疲れました…

…ともあれ、このままだと味気ないので、伊東市(五味屋)の美味しい味と、今が季節の小室山「ツツジ園」を貼付けておしまいにしましょう…

…何の変哲もないお店の顔…芸能人の写真・色紙が店内の壁を作っています…
…2,600円、古嫁の丼…メニューの写真では、サザエのはずがトコブシに化けてました…
…同じく2,600円、12種類舟盛り、私の刺身定食…古嫁も私も食べきれなかった…
…伊東市、小室山のツツジ園…まずまずであったかな…

…ということで、今回はここまで~(-.-)

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