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20240902 山さんブログ-その91

…前回ブログからこの間、内容がすこぶる重厚な書物2冊に出会いました…

…1冊目は、現在、NHK朝ドラで最高視聴率を上げているという「虎に翼」の主人公、家庭裁判所の生みの親と言われる「三淵嘉子(みぶちよしこ)」の実録本とも言える書籍です…将来的には歴史書の仲間入りするのではないかと評価できる内容でした…

…山手書房の編集長を務めた経歴を持つ「山我浩」さんの手により、アメリカによる「原爆投下」を断罪した裁判官「三淵嘉子」を取り上げることが出来たのは、このところ評価激落ちのNHKが「虎に翼」を放映した事が契機になっていますでしょうから、この書籍を上梓(じょうし)できたのはNHKの手柄とも言えそうです…ね(-.-)

…「三淵嘉子」が裁判長として1963年12月7日に下した判決…世界で初めて「原爆投下は国際法違反」としてアメリカの行為を断罪したものです、当時、余程の「勇気」が無ければ下せるものではない風潮がありましたから、いやはや、この書籍のおかげで”身震いする感動”を覚えました…何が凄いと言って、判決文が素晴らしいのです…ただし、判決文の文字数が膨大なので記載は勘弁していただくとして…本書のプロローグを飾った、静岡県立大学名誉教授の前坂俊之さんは、本書が”衝撃的”な一冊であるとして激賞しています。

…特に興味をそそられたのは、著者が「三淵嘉子」の経歴や業績、その他の経緯を調査する経過において、本章で取り上げられた「原爆裁判」については、記録上、なぜかスッポリと抜け落ちていたいたとのこと…従って、他の「三淵嘉子」を題材にした書籍や紹介本に「原爆裁判」が欠落していたとしても不思議ではありませんが、やはりここでもアメリカの意向、その意向に阿(おもね)る「ポチたち」の不甲斐なさを感じないわけにはまいりませんね(-.-)…

…ともあれこの書籍は私の生涯読書本のベスト10に仲間入りさせます…他の9冊は忘れました<(_ _)>

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…んで、次の書物にも”マイリマシタ”…と言うか、脳天に雷が落ちたようなショックを受けております…と、申しますのも、アメリカ人、ジェインソン・モーガンの手による靖国神社問題で、日本人の「ふぬけ振り」を叱責しているような内容でして…文字面だけを見ていると、「んっ?右翼思想家か?」と勘違いしそうですが、そのような思想本ではありません…主旨はこうです…

…世界でも類のない2600年もの年月をかけて育まれた日本独自の素晴らしい文化…因みに中国は5000年の歴史と言いますが、統治者が変る度に、前統治者の関係者やその記録・文化をほぼ悉(ことごと)殺害、焼却、勝者の都合に塗り替えるという歴史を繰り返しています…その意味では戦争に明け暮れた、中国や西欧文化などもその歴史は浅いと言えます…これにより、あまたの声、文化が抹殺されてきたということになります…

…翻って日本はどうかと言いますと…そうです…連綿と続く歴史の土壌で育まれてきたのが日本人であり、日本文化です…で、著者は、ナゼ、日本人自らがその類い希(まれ)な歴史を否定し、愛する人たちや家族、故郷を守るために闘った戦没者(靖国神社の祭神)の偉業を肯定できないのか?…と、訴えてきます…

…まるで「オマエらはアホか」とでも言われているようで…いやはや、誰も見ていないものの恥ずかしい思いを抱きました…うっ、やられた…とでも言いますか…読むほどにマーカーペンの消費が凄まじく、ページ全文が黄色とオレンジに染まることもあり、まっこと、中学校・高校の歴史を学ぶ上での参考書として推奨したいものです…

…書籍のタイトルは…「私はなぜ靖国神社で頭を垂れるのか」というものです…

…この書籍で著者はアメリカの悪行を赤裸々にしますが、もとよりアメリカ国民やその文化を否定しているわけではありません…約250年前のアメリカ建国のときより、国民の為の政治ではなく、一部の大金持たちと彼らに操縦されてきた政治家たちをターゲットにしています…

…例えば、アメリカの黒歴史と言われる南北戦争を例に、彼ら大金持ちたち(ディープステート)は、北軍にも南軍にも軍事資金を提供し、どちらが勝利しても自分たちの影響力を保持することに成功しています…この構図はウォール街が引き継いでおり、現在のウクライナ戦争でも同じ構図であることは私でも認識していることですから今や特別なことでもありません…問題は、今や現在のアメリカ政治がそのような者たちの意向を無視して政治的判断は出来ないところまで浸食されている…そこに焦点を当てて、日本人の良識に訴えているのです…

…彼が言いたいのは、そのようなディープステート(無国籍企業、又は自分たちさえ良ければいいという集団)たちに操られた世界を救うために…日本よ、日本人よ、真の独立国家となれ…というエールです…、一部政治家による独裁国家である中国やロシヤという国だけでなく、数百年にわたりディープステートに操られた先進国の国際政治の転換を求めているのです…

…人民による人民のための政治を取り戻そう…そういうことですね(=_=)…余談ですが、リンカーンも奴隷を使っていたようですよ…(-_-;)

…そして、政治が正しく、自国民や世界の人々のために行われる為には、数百年に及ぶ白人国家による植民地統治を瓦解させる原因ともなった「大東亜戦争で立ち上がった日本」、その日本が「真の独立国家」となったときに、一歩も二歩も前に進ませることが出来ると言っているのです…アメリカの「オレンジ作戦(プラン)」の遂行によって見事なまでに嵌められた真珠湾攻撃と、東京裁判によりねじ曲げられた「犯罪歴史観」に埋没する日本人の近代的アイデンティティーの塗り替えを訴えています

おもねる日本人それでいいのか(-.-)…そんな叱責を受けているような気がしました…

…著者は自分自身の主張だけでなく、大東亜戦争(第二次世界大戦)に対して「日本無罪論」を主張する「世界の知性たち」の言葉も随所で引用しています…紹介しましょう…<(_ _)>

…多くの人が知っている20世紀を代表するイギリスの歴史学者で歴史哲学者の一人、アーノルド・J・トインビー(博士は2度来日しています)が、比較歴史学の大著と言われる「歴史の研究シリーズ」の中で言っているフレーズを紹介していますので転載します…以下、トインビーの言葉です

…日本はアジアにおける西洋の植民地にきっぱりと終止符を打った…第二次世界大戦では、日本人は偉大な歴史を残した。日本は自国のためではなく、この戦争によって利益を得た国々の為(被植民地国家群のこと)である…それらの国々とは、日本が掲げた大義であった「大東亜共栄圏」に含まれた国々(戦後、多くの国家が独立を果たしました)である…

…日本人が歴史に残した最大の功績は、世界を支配した欧米人が「不敗の神々」ではないことを示すことに成功したことである…と、トインビーが言っているのです…この手の論陣を張るのは何もトインビーだけではありません…世界中に存在します…このような事実を何故、日本の学校では教えないのでしょうかね…

…トインビーです…

…学校教育で正しい歴史の流れを教えていれば、私の年代層以降、「戦争という行為によって、部分的に悪い事をもした(戦争参加国のすべての国が…)であろう日本も、地域国家群のために果たした貢献は計り知れないものがあったんだな…という判断が出来ました…国民の一人ひとりが自らの認識によってそのように理解できていれば、日本民族のアイディンティティーに溶け込んだ日本人らしさ、卑屈さと言うものから超絶された日本人は、どれほど世界平和に貢献できた事でしょう…悔しさの極みです…

…と言うことで、今回のブログは早上がりします…過日、目の手術をし、痛痒いのなんのって…

(>_<) (>_<) (>_<)      <(_ _)> <(_ _)> <(_ _)>

…そんな辛い思いをしながら目をつむって待っていましたら、先述した、アメリカによる、日本を追い込むための謀略作戦「オレンジプラン」の翻訳本が届きました…1900年前後から練られていたという「オレンジプラン」がアメリカ政府の機密文書解除を機に、経済人であり、軍事史研究家でもあったエドワース・S・ミラーと言うアメリカ人が、1992年より少し前に発表していました…で、今般、ニューズウィーク日本版の編集長でもあった、沢田博(1953年生れ)さんが翻訳本として、本年8月15日に発行しています…

…届いたばかりで未だ読んでませんが、写真だけ貼り付けましょう…

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