20240912 山さんブログ-その92
…本日は9月12日…目新しいことは特にありませんので、今回も月刊誌「致知」から、特別の名言を転載します…タイトルは、「この道より我を活かす道なし この道を歩く」を言い、実践した文豪「武者小路実篤」ほか、まさしく「この道」を歩み続けられた偉人の思想・教えに視点を置きつつ、創刊以来46周年を迎えた「致知」の方向性を定めた名文です…
「この道より我を生かす道なし この道を歩く」──作家・武者小路実篤が色紙などによく書いた言葉である。35歳の時に始まり90歳で鬼籍に入るまで繰り返し書いている。作家として生きる以外に自分の道はない、この道をひたすら深めていくだけだ、という思いを抱き続けたのだろう。
道は異なっても、一道を歩んだ人は皆、同じ感慨を抱いているのではないか。昭和53年の創刊以来、本号で46周年を迎える本誌もまた、同じ思いを持つものである。
「こちらに同じ波長の電波を持ち合わせていなければ、良き師、良き友との出会いはない」とは、本号にもご登場いただいている高僧・青山俊董さんから教わった言葉だが、「仕事にも人生にも真剣に生きている人の心の糧となる」という創刊理念を貫いてきた『致知』の電波波長が、その道の大家と言われるたくさんの人たちの電波波長と同調し、ご縁をいただくことになったのだと確信している。これは本誌にとって何よりの宝である。
本誌(致知のこと)が人間学誌として成長する上で、忘れてはならない4人の恩人がいる。安岡正篤、森信三、平澤興、坂村真民の4師である。それぞれに「この道」を歩み、深められた人たちである。安岡正篤師とは直接お会いすることは叶わなかったが、師との出会いによって東洋教学の源流に誘っていただいた、という思いは強い。就中、安岡師が高弟であった伊與田覺氏に語った言葉、「君は僕の形骸を学んではいけない。僕は孔子の求めたものを求めて学んだ。君は僕の求めたものを求めて学べ」は、人間学を学ぶ者の指針として、忘れてはならない教えである。
その安岡師が人間学について語った言葉がある。
▼人間が浅はかで無力であると、いわゆる「宿命」になる。人間が本当に磨かれてくると「運命」になる。命は吾より作す。
▼与えられた運命の先に自分の運命を築いていく。それが人物であり、人物の条件である。
▼最高の教育を受けた人間もその後の自己陶冶なくしては、立派な人間になれない。各人の自己陶冶によってのみ大業も成し得る。
拳々服膺したい言葉である。そして、極めつきの言葉。
▼徳慧の学問、即ち広い意味において道徳的学問、人格学、これを総括して人間学というならば、この人間学が盛んにならなければ本当の文化は起こらない。民族も国家も栄えない。
この国に人間学の風潮を起こしていかなければならない。今がその時、その時が今、と思わずにはいられない。
森信三、平澤興、坂村真民の3師には長きにわたり親しくご指導をいただいた。僥倖と言う他はない。3師については本欄で折に触れ述べてきたので、ここでは本誌が特に強く受け止めてきた言葉を紹介する。いずれも「この道」を歩む上で忘れてはならない大事な心得である。
森信三師の言葉。
▼人間は自己に与えられた条件をギリギリまで生かすということが、人生の生き方の最大最深の秘訣。
▼休息は睡眠以外には不要という人間になること。すべてはそこから始まるのです。
▼人間は進歩か退歩かのいずれかであって、その中間はない。現状維持と思うのは実は退歩している証拠である。
平澤興師の言葉。
▼生きるとは燃えることなり。人間として燃えることを忘れているような生き方は気の毒な生き方と言ってよい。
▼人は単に年を取るだけではいけない。生きる限り、成長しなければならない。
▼教育とは心に火をつけることだ。しかし、自ら燃えている人でなければ火をつけることはできない。
▼八十になっても九十になっても、人間の成長は常にこれからである。
坂村真民師の言葉。
▼一に求道、二に求道、三に求道、四に求道、死ぬまで求道。
▼いつも嵐が吹いている。それが詩人というものだ。
▼なにごとも本腰にならねばいい仕事はできない。新しい力も生まれてはこない。本気であれ。本腰であれ。
▼最高の人というのは、この世の生を精いっぱい、力いっぱい、
命いっぱい生きた人。
最後に『論語』の白眉の言葉。
「士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以て己が任と為す。また重からずや。死して後已む、また遠からずや」
道に志す者は度量が広く、意志が強くなければならない。人の心に眠っている徳をめざめさせることを任務とすることは、なんと重いことではないか。また、それを死ぬまで続ける。なんと遠いことではないか、というのである。
…道を歩む者の姿勢を説いてこれ以上の言葉はない…
…と、ここまでが月刊誌「致知」の編集長が読者に宛てた思いです…
…で、ここからがランク落ちのヤマシタ言葉…(>_<) <(_ _)>
…いやはや、まっこと暑い日が続きますね…このブログ作成日、9月11日の外気温は38度でした…もうムッチャクチャですね…で、9月11日と言えば、23年前、アルカイダにハイジャックされた民間の飛行機がアメリカ貿易センタービルに激突、世界中を震撼させたました…身の毛のよだつ光景が私の老化した網膜にも張り付いています…歴史を振り返ってみると、アメリカが組織的な攻撃を受けた最大の悲劇です…実行犯の19人を含め、2,996名が亡くなられ、その中には24名の日本人も含まれてたとのこと…
…亡くなられた方々の冥福を祈るばかりです…
…しかしそれ以降、アメリカは意味の無い戦争で相手国の人々、そして自国の若者の多くを死なせました…COPILOTで聞いてみると、代表的な事例が紹介されています…
- アフガニスタン戦争(2001年~2021年) テロ組織アルカイダとその支援者であるタリバン政権を打倒するために開始されました。
- イラク戦争(2003年~2011年) サダム・フセイン政権の大量破壊兵器保有疑惑を理由に開始されました。
- シリア内戦への介入(2014年~現在) イスラム国(ISIL)との戦いを中心に、シリア内戦に介入しています。
- リビア内戦への介入(2011年) カダフィ政権を打倒するためのNATO主導の軍事介入に参加しました。
- イエメン内戦への介入(2015年~現在) サウジアラビア主導の連合軍の一員として、イエメン内戦に関与しています。
…これ以外にも水面下では「CIA」が主導した作戦によって多くの国が甚大な打撃を受けています…そのたびに大金を得た無国籍企業たちの高笑いに「トドメ」を刺す人は居ないのでしょうか…
…で、11月、トランプがアメリカ大統領に再選されれば、このような介入戦争やCIAによる暗躍が激減すると言われています…私と同じで、品行の宜しくないトランプですが、地域紛争や戦争の危機や被害が限りなく軽減されるなら、人類にとってはまことに喜ばしいことですね…私がアメリカ人なら涙を飲んでトランプに投票します…と、ここまでは、只今現在が9月11日なので触れない訳にはいかない話題でした…
…「致知」以外の本題に戻りましょう…
<(_ _)> <(_ _)> <(_ _)>
…前回ブログから縁のあった書籍2冊のお話です…
…1冊目は…先の大戦による敗戦の混沌に包まれた朝鮮半島から「日本人難民6万人を救った男…松村義士男(当時34歳)」の知られざる事実です…著者は1962年生れの「城内康伸(しろうちやすのぶ)」さんです…
…芯の強そうな顔ですね…
…書籍のタイトルは「奪還」…副題は「日本人難民6万人を救った男」…220ページ中、54ページまで、城内さん本人が調べ上げた終戦前後の記録や他者の文献、事実調査に基づいて丹念に一時期の流れを積み重ねています…中には日本人兵士による悪行、ソ連兵による身の毛のよだつ鬼畜行為も赤裸々に綴られ、読むに耐えないページも散見されました…いつもマーカーペンだらけにする私が、手にマーカーを持つことを忘れて読み進めたページも沢山ありました…
…書物の具体的な内容転写は控えるとして、何が哀しいと言って、戦後、現在の北朝鮮に遺棄された多くの日本人のうちの「6万名もの人々」を、自らが借財をしてまでも38度線を超えさせ、日本に帰還させた「松村義士男」の戦後が決して輝かしいものではなかったという理不尽です…その偉業が称えられることもなかったことが本書から読み取れます…
…私はここに「神」の不存在を恨まずにいられません…因みに彼の借財を返済したのは、内縁の妻であった方…この書籍の発刊を通して「松村義子男」の功績が、「シンドラーのリスト」の日本人バージョン「杉浦千畝」に劣らぬ、劣らぬどころか数段上を行く偉業中の偉業との評価が得られることを願うばかりです…いや、既にこの「本」の著者、城内康伸さんの手によって松村義士男の名誉にスポットライトが当てられています…この後、日本政府がどう動くかが見物です…
…で、次にご紹介するのは、巷(ちまた)でよく聞く言葉で、「もしトラ」という言葉の意味が解明したお話です…「もしとら」「もしトラ」…とよく聞いていたものの、何のこと言っているのやら…NHKの朝ドラ「虎と翼」のことかいな(-_-;)などと惚けた解釈をしておりましたら、何のことはない…「もしもトランプが大統領に帰り咲いたら」…という「もしも」「もしも」の仮定のオハナシであることを、今更ながらに知った次第…いやはや恥ずかしいやら情けないやら…等と自虐しておりましたが、9月9日のお昼、弁当を買うために立ち寄ったコンビニから立ち去ろうとしておりましたら、下の「本」がお店に陳列されておりまして、衝動買いをしておりました…
…で、10日と11日にキャンプに行く予定でしたが、8月に真夏日のキャンプで痛い思いをしておりましたので急遽の読書日和…これがまた、もしもトランプが大統領に帰り咲いたら「こうなるよ」と分析した近未来先取り本ですが、内容の殆どは、分断されたアメリカ社会の実態、アメリカ国民ばかりでなく、BRICS(ブラジル・ロシア・インド・チャイナ・南アフリカ)の主要国以外、日本を含めた150余りの国々の富をむしり取る「グローバル企業(無国籍企業)あるいはディープステート」イコール、税金を払わぬ世界的大企業群の経営者層がどれほど悪辣なことやっているかを綴った赤裸々本…
…いわゆる、ロスチャイルド家やロックフェラー家を核としたディープステート(影の支配者)たちが営々と紡いだ暗黒の時代(富が桁違いの富裕層に偏る構図)が、トランプが大統領に再選されることで大転換を迎えるのではないか…という予測的、かつ実現性の高いことを、過去・現在の事実を列挙しながら未来に希望を託す「本」です…
…いやはや…釘付けになりました…面白い、呆れる、信じられない、しかし事実であろう…そんな重厚な読書時間に浸っておりました…
…世界の経済や政治を影で操ってきたディープステートたちの実像の一端としているページをご紹介しましょう…おぞましくて文字興しが出来ませんので、当該ページの写真を貼り付けます…
…世の中が美しく出来上がっている、かつ流れていると思う方は、ここに紹介したページは読まないで下さい…いいですか(-_-;)…絶対に読んではいけません…
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…(-_-;)…と、一度は6頁分を貼り付けましたが、考え直して削除しました…222ページ目から207頁までの内容は、この本を購入しても読んではなりません…余りにも「おぞましいのです」。
…ブログの文面に相応しいのは、やはり、月刊誌「致知」の紹介が無難ですね…
…ということで、今回はここまでにします…